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寝て起きたら2016年もおしまい

ご無沙汰してます。くろしおりです。

 12月ですね、師が走っています。師が走ると書いて「しわす」。「師」の意味は色々と説があるみたいなのでぜひご自身でお調べください。走るということで、私は色々とありまして色んな意味である気持ちが先走ってる状態でありますが、とくに言及はしないことにします。

 なんやかんやありまして、長らく(?)Twitterでの呟きを控えていました。冬眠ですね、寒いからしょうがない。むしろ浮上しないほうがTLを汚さなくて済むのでこのまま眠り続けた方が良さそう。とか思われちゃったり。

 

 せっかくなので時事的な話題を。先日4日にJR留萌線の留萌~増毛間が廃線となりました。テレビでも多数取り上げられ、鉄オタクじゃない人々にも消えゆく鉄路の存在が知れ渡ったのではないでしょうか。「利用者減少」「JR北海道の経営悪化」といった理由により、北海道の他の路線も存続の危機に瀕していることも、ある程度認知されていそうです。人口減少社会へと突入している真っ最中の昨今、至る地域で公共交通の在り方が問われ始めています。

 ところで、東京など都会の家でテレビを見ている方々、画面に映る消えゆくローカル線の光景が、テレビの向こうの遠い話だとお思いではありませんか?いつも乗っている近所の鉄道やバス、都会だからそう簡単に廃止にならないだろうと思ってはいませんか?確かに首都圏の鉄道に関しては、現状そういった動きは無いように思われます。ですが路線バスはどうでしょう。

 12月4日、川崎市に本社を置く「川崎鶴見臨港バス」が労働組合によるストライキを決行、市内を走る36の路線が運休しました。理由は労使交渉の決裂。長時間労働の改善など4項目の要求を行ったそうです。

mainichi.jp

 同社は上記の通り労働環境の改善を求めてストライキを行ったことで注目を浴びることとなりましたが、この労働環境に関する問題、この川崎鶴見臨港バスのみならず、バス業界全体の問題として深刻さを増しています。過酷で長時間の労働を強いられる背景には、人材不足が挙げられます。

 ・・・とまぁ、いかにも物知りげな語りをしましたが、自分自身は運転手として勤めているわけではないので正直なところ実態を目で見たわけではありません。しかし、この問題を見聞きすることはありますし、実際ネットで検索するだけでも上記のような問題に関するニュース記事などがたくさん出てくるので、ただのオタクの妄言ではないことは確かと言っていいんじゃないでしょうか。

 

www.nikkei.com

news.livedoor.com

mainichi.jp

 ざっと検索するだけでも以上のような情報が出てきます。バスの運転手が不足しているが、運行はダイヤ通りに確保しなければならない。そのため現職の人には休日出勤や長時間労働をしてもらったり、会社によってはOBに出てもらう場合もあるようです(クローズアップ現代か何かで見た気がします)

 バスの運転手になるにはバスの免許「大型二種免許」が必要となりますが、取得するには普通免許を取得してから3年経過する必要があり、つまりは普通免許を持つ高卒の人をすぐには運転手として採用することが出来ないということになります。このような側面から、若い人材が集まりにくい状況があったのではないでしょうか。ただし現在は若い人を育成しようと、高卒で採用してから事務職などで3年間を経て、そこからバスの運転手として養成していくような取り組みを行っている会社もあります。

trafficnews.jp

  日本は人口減少と同時に「超高齢化社会」への一途をたどっています。内閣府HPで公開されている「平成28年版高齢社会白書(概要版)」では、高齢者の人口がいわゆる「団塊の世代(1947~1949に生まれた世代を指します)」が65歳以上となる2015年には3,392万人となり、その後も増加。2042年に3,878万人でピークを迎え、その後は減少に転じるが高齢化率は上昇するとされています。日本の交通面においては、1964年の東京オリンピック直後からモータリゼーションが進み、自家用車が広く普及。以後の地方の過疎化と重なり、現在に至るまで大きく衰退していきました。

 自家用車が普及しているために公共交通が衰退し、また公共交通が衰退したために自家用車への依存を高めていくような状況である中、人間いつまでも自家用車を運転できるわけではありません、高齢化が進むにつれて「交通弱者」も増加していくと予想されます。高齢者人口のピークを迎える2042年には、1947年生まれの人は95歳前後となる計算です。交通弱者とされる高齢者に団塊世代も重なる2042年頃、これまでに衰退しきってしまった公共交通機関はこれらの人々の移動・生活を支えきれるのでしょうか。また支えきるにはどうすればよいのでしょうか。

 

 

 ・・・とまぁ、いかにもそれっぽいことを連ねてみましたが、いかがでしたでしょうか。つまるところ何が言いたいかといいますと、「公共交通の存続の可否は気づかぬうちに身近にも迫っているかもしれない」といった感じの事です。廃止と聞くと、利用者の減少した地方を思いがちですが、運転手・人不足の面からみるとそれは地方も都会も関係ありません。現状、バス業界においては今の状態も多くの負担によって成り立っていることが伺えます。廃止とまではならずとも、便数の減少など現状の運行状態が保てなくなるような会社が今後とも増加するだろうと思います。

 

 文献をじっくり調べたわけではない浅い内容の駄文を書き連ねてしまいましたが、これを機に何かを思っていただければ幸いと存じます。

労働組合ストライキにより、全37路線のうち、市内の路線バスなど計36路線が始発から運休していると発表した。

ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161204/k00/00e/040/118000c#csidxa41d7d80b5ff6c5881d5dad64f2257b
Copyright 毎日新聞
労働組合ストライキにより、全37路線のうち、市内の路線バスなど計36路線が始発から運休していると発表した。

ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161204/k00/00e/040/118000c#csidxc01395e54cedabd9c5f3960b2e9b4d2
Copyright 毎日新聞
労働組合ストライキにより、全37路線のうち、市内の路線バスなど計36路線が始発から運休していると発表した。

ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161204/k00/00e/040/118000c#csidxc01395e54cedabd9c5f3960b2e9b4d2
Copyright 毎日新聞